taiwan③20.1.18

三日目。
1/18(土) 5:00起床。外に出るとまだ真っ暗。市場の方など、お店がやっているのではないかと思ったのだけど、果物屋のおじいさんがつやつやとしたトマトを一つ一つ店先に並べ始めているところだった。あとで聞いたところによると、いまは台湾の年末的な時期らしくて、それに加えて土曜日なので朝が遅かったのかもしれない。それでも先の方に歩いて行くと、包子屋さんや朝食屋さんのやっているところもあり、その中のひとつで鹹豆漿を食べる。
それから街をぶらぶら。サンドイッチ(台湾では三明治という)屋さんの店先に白い犬がいて、もったりとしていて可愛らしい。それからドトールみたいなテイストの珈琲屋さんで、大きな珈琲。


8時、星さんあいこさんと合流。二人にもさっきの白い犬を見て欲しいと思って、再度サンドイッチ屋さんに行くと、白い犬はおらず、代わりに卵がズラッと並んでいた。
龍山寺方向を目指してのんびり歩く。公園では腕をぐるぐる回す二人組を見たりする。
朝食に、なんだかやたら有名で行列のすごいお店に並んで食べた鹹豆漿が、三人揃って「なんか食べたかったのと違うなあ」という様で(酢が足りないのかかたまりがゆるく、ぼんやりとした味)またどこかで食べよう、と決める。
陽気なおじさんのタクシーで龍山寺に行くと、ものすごい人で、お経のような声がスピーカーから大音量で流れていて圧がすごい。龍山寺には四年前にも来たのだけど、集まる人のエネルギーがすごくて好きなお寺だ。大きな線香のようなものを一人一本持って、これをどうすれば良いのかと迷っていると、偶然松永さんとゆうこさんに遭遇する。今回の旅で、二食を同行するお二人である。近くのおじさんに作法を教えてもらえるの旨を聞き、おじさんに教えてもらい、そのとおりに参拝。星さんの厄払いを祈る(ログメンのふたりは、前厄と本厄という一年だ)。それから赤い半月を投げるおみくじをしたりして、にぎやかな龍山寺をあとにする。
お昼に小籠包を食べに行くというお二人と別れて、タクシーで迪加街方面へ。年末の賑わいで、屋台がズラッと並び、ものすごい人出。まずはともよちゃんに教えてもらっていたつみれ汁のお店へ行く。つみれ汁のお店は、ものすごく大きな鍋で白いつみれをぐらぐらと炊いていて、活気に満ちていた。メニュー表をGoogle翻訳で訳すと、とんでもない翻訳になって、ひーひー笑った。

ふつうのつみれ汁、種類の混ざったつみれ汁、イカのスープ、キャベツの湯がいたの、くだもののジュースを一つずつ注文。
白くてもっちりとした皮に、肉の餡が包まれていて、スープにはセロリが浮かび、とんでもなくおいしい。びっくりしながら食べ進める。
それから迪加街にて臭豆腐も食べ、ひとのものすごいなかを歩く。乾物屋さんできのこや薬膳スープのもとや青草茶や、あいこさんが蒸籠を買ったり、なんかいい木の板を買ったり、布市場をうろうろしたり。
にぎやかさに少し疲れたので、迪加街をはなれて大きなスーパーへ。日本に買って帰るものを色々と見る。
荷物が増えたため、いったん解散してホテルへ。夕方に合流することにする。
ホテルでひといきついて、市場の方へ。肌着と、紺色のブラウスを購入。
17:15 おふたりと合流。夜の食事処、欣葉に地下鉄で向かう。欣葉は王道の台湾料理レストランということで、ゆうこさんがお勧めして予約してくれたお店。到着すると立派な店構えで、席は円卓、大勢の家族づれや忘年会的な人々でにぎわっている。ここで、ゆうこさん、松永さん、のっち、加賀さんと合流。七人で円卓を囲む。


角煮、切干し大根のオムレツ、A菜の炒め物、高菜の干し貝柱あんかけ、牡蠣の豆豉いため、渡り蟹のおこわ、エビコロッケ、サンラータン、スペアリブのさくさく揚げ、イカのスープ、芋粥、杏仁豆腐。どれもめちゃんこ美味しい。杏仁豆腐はつきたての餅のような食感、いままで食べたことない杏仁豆腐だった。
満腹で店を出て街をぶらつく。落ち着いて座って話せる場所をと思うも、台湾にはコーヒーが飲める喫茶店のような場所はあまりないようすで、夜も更けてきて店もだんだんとしまっていく。ゆうこさんが色々と調べてくれて、台北駅のすぐ近くのビアバーへ。のんびりと過ごして、23時半頃解散。酔っ払い、ぶらぶらとホテルに帰る。